大東建託は、過去最大級の居住満足度調査「いい部屋ネット 街の魅力度ランキング2023(都道府県版)」の結果を10月4日に発表した。調査は2023年2月17日~3月15日の期間、全国47都道府県に住む20歳以上の男女185,549名を対象に行われた。
はじめに、本ランキングが定義する魅力度とは、実際に住んでいる人々が、住んでいる街についてどれくらい満足しているか、また、住んでいない人々に地域の魅力がどの程度伝わっているかを指しているという。
「街の魅力度(都道府県)ランキング」において、2年連続で1位に輝いたのは「福岡県」。2位は「神奈川県」(昨年3位)、3位は「京都府」(昨年4位)と続いた。
「福岡県」は、居住者評価では5位、非居住者評価では2位となっている。居住者評価では、「行政サービス」や「物価家賃」で2位の評価を得ている。一方、非居住者評価では、「仕事で行ってみたいと思う」1位、「食べ物がおいしい」2位、「住みやすそう」3位などの評価が高くなっている他、「住んでみたいと思う」「観光に訪れたいと思う」などの希望項目についても高い評価を得る結果となった。
また、「観光に訪れたいと思う」の項目では、2年連続で1位は「北海道」に。2位には「京都府」、3位には「沖縄県」がランクインしている。
非居住者評価を項目別にみると、北海道は「自然が豊か」「食べ物がおいしい」「景勝地や温泉が多い」でいずれも1位、京都府は「歴史的建造物・文化財が多い」で1位、「景勝地や温泉が多い」で2位、沖縄県は「気候が良い」で1位、「自然が豊か」2位と、観光地としての魅力にも特徴があることがうかがえる。
なお、ランキングの4位は「兵庫県」、5位「東京都」、6位「沖縄県」、7位「奈良県」、8位「大阪府」、9位「長野県」、10位「北海道」という結果となった。