片岡愛之助、自身の名前に本音がポロリ! 先輩とのイメージギャップに驚き

2023年2月8日、歌舞伎役者の片岡愛之助さんが、トーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。
19歳の時に襲名した『愛之助』という名前について、当時抱いた素直な思いを語りました。
もともと、子役としてテレビドラマなどに出演していた愛之助さんですが、当時は役者を続けるつもりはなかったとのこと。
8歳の時には、所属事務所の松竹芸能と相談し、役者業の廃業を決めました。
しかし、最後の仕事となる予定だった公演で共演していた、人間国宝の二代目片岡秀太郎さんに声をかけられ、歌舞伎役者として生きていくことを決意。
一度は辞める予定だった役者の仕事を、続けることにした理由について、次のように話しています。
歌舞伎が一番、子供ながらに面白かったですね。
役者さんが白塗りをしたりとか、男性が女形の役を務めたりとか、立ち回りでとんぼを返ったりとか、宙吊りで飛んで行ったりすることが、子供にとってテーマパークに来たみたいな感じで、ワクワクして見てますね。
それから今までずっと、歌舞伎が一番好きですね。
徹子の部屋 ーより引用
子供の頃に感じた歌舞伎の面白さが、役者を続ける気持ちにつながったとのことです。
歌舞伎役者として本格的に活動を始めた愛之助さんは、19歳の時に秀太郎さんの養子になります。
それまで片岡千代丸という名で活動していましたが、養子になったタイミングで六代目『愛之助』を襲名することになりました。

しかし、「初めは『愛之助』という名前が恥ずかしかった」と愛之助さんは語ります。
『愛』という漢字から、「女の子みたいだな」という印象を受けたそうです。
ところが、『愛之助』という名前に対する、周囲の先輩たちの反応は、愛之助さんが抱いていたイメージと違うものでした。
先輩の話によると、先代の五代目片岡愛之助は、高齢者の役をする老け役を主に担当。
そのため、先輩の中では、「片岡愛之助=老け役」というイメージがあったとのこと。
愛之助さんは、先代について何も知らなかったため、イメージの違いに驚いたそうです。
愛之助さんのエピソードに対し、MCを務める黒柳徹子さんは「あなたのところから、若くきれいな人っていうのが」とコメント。
黒柳さんが話しているように、これからは「片岡愛之助=若くてきれい」というイメージが、根付くかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]