タイで起きた詐欺事件でだまし取られた現金と知りながら、約8500万円を引き出したなどとして、名古屋の会社経営者の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、名古屋市熱田区にあるコンピュータ機器修理会社の社長・加古直秀容疑者(55)です。
加古容疑者は4年前、自分の会社の口座に入金された約8500万円が、犯罪で得た金と知りながら、名古屋市内など2つの銀行で、正当な商取引と偽って引き出した詐欺などの疑いが持たれています。
被害総額200億円にのぼるタイのロマンス詐欺事件でだまし取られた金が、加古容疑者の会社の口座に送金されていると愛知県警に刑事告発があったことで事件が発覚しました。
警察は認否を明らかにしていませんが、この口座には5億円を超える金がタイから送金されていたということです。
※画像はFacebookより