“原発事故3つの検証”市民団体が新潟県による総括を批判 花角知事に抗議文など提出

柏崎刈羽原発の再稼働に反対する市民団体「さようなら柏崎刈羽原発」が新潟県の花角知事に対し、抗議文と要請書を提出しました。

抗議文では、福島第一原発事故の3つの検証の総括が専門家による総括検証委員会ではなく、県によって行われたことを批判。

原発事故が発生した場合の避難に関する具体的なシミュレーションが行われていないことについても抗議しました。

【さようなら柏崎刈羽原発 小木曽茂子 代表】
「これから県がなすべきことは、広く県民の意見を聞いて、専門家の意見とすり合わせ“実効性のある避難計画”をつくることだと思う」

市民団体は、抗議文の提出にあわせ、実効性のある避難計画策定のための専門家による検討委員会の設置も要請しています。