仕事や学校にお弁当を持って行く、という人は多いのではないでしょうか。お弁当を食べる時に、ふと「汁物が欲しい」と思うことがあります。コンビニや売店に買いに行ける場合はその夢がかないますが、外に出られない場合は諦めるしかありません。
それならば、即席みそ汁を魔法瓶やランチジャーに入れて持って行けばいいじゃないか、と考える人もいるでしょう。果たして、その方法は大丈夫なのでしょうか。
即席みそ汁のほか、即席お吸い物やお茶漬けの素を製造販売する永谷園のWebサイトでは、この「即席みそ汁を作った状態でお弁当に持って行けるのか」に回答しています。
魔法瓶もランチジャーも、どちらも温かいものを入れること自体はできます。しかし、即席みそ汁は実際に作るみそ汁とは異なる部分があるため、持ち歩きには向いていません。
即席みそ汁は、お湯を注いだ状態で長時間経過すると微生物が増殖し、痛みやすくなります。特に気を付けなくてはならないのが、気温が上がる夏場です。また、直射日光の当たる場所での保管、車内での保管も同じように注意しなくてはなりません。
腐敗が進んだみそ汁は、朝作ったとしても昼に食べる時には嫌な臭いがしたり、普段とは違う味になったりします。せっかくのランチタイムが台無しにならないよう、即席みそ汁を飲みたい場合は「その場で作る」ようにしましょう。
また、魔法瓶の水筒はみそ汁のような塩分のある飲み物には向いていません。即席みそ汁以外の汁物をお弁当に持って行く場合は、ランチジャーやスープジャーに入れるようにしましょう。
永谷園の即席みそ汁の中に『あさげ』『ひるげ』『ゆうげ』というシリーズがあります。名前から「朝・昼・夕」だろうと予想がつきますが、名前以外に何が違うか知っていますか。
この3種類は、それぞれ違うみそが使われています。あさげは「合わせみそ」、ひるげは「赤味噌」、ゆうげは「白みそ」です。みそが変わるとみそ汁の味も変わるので、気分に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
また、このシリーズは「生みそタイプ」と「粉末タイプ」の2種類があります。お弁当にはサッと溶ける粉末タイプがおすすめです。
[文・構成/grape編集部]