アンデルセン公園、入園者1500万人 開業27年で節目 船橋

船橋市のふなばしアンデルセン公園の累計入園者数が1500万人に達した。開業27年で節目を迎えた。1500万人目となったのは、市川市に住む会社員の川村隆哲さん一家4人。同園での記念式典で、年間パスポートなど記念品が贈られた。
川村さんは7歳と4歳の娘を連れてほぼ毎月訪れるといい、「小さな子どもを安心して遊ばせることができる場所。昔から重宝してきた」と喜んだ。
式典で松戸徹市長は「童心に帰れる場所で、子どもから大人まで楽しめる。いつまでも愛し続けてもらえるよう頑張っていく」と述べた。
同園は1996年開業で、市公園協会が指定管理している。世界的童話作家アンデルセンが活躍した1800年代のデンマークの田園風景を再現しており、年間約70万人が訪れる。
園のシンボルである高さ約16メートルの風車は来年春まで改修工事中だが、園内では季節の花々が楽しめ、今月はコスモスが見頃を迎える。