親に無断でパーティに参加した14歳少女が自殺 いじめ受けていた過去も

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無断外出がバレて発見され、パトカーに向かった10代少女。しかし、生きて家に帰ることはなかった。悲しすぎる最期に至るまでの経緯を、『People』などアメリカのメディアが伝えている。
9月16日、アメリカ・カンザス州で暮らしていたジェイリー・チルソンさん(14)が、「屋外で開催されているパーティに行きたい」と家族に伝えた。
高校生やカレッジの学生たちの集まりだと知って心配した家族は「ダメだ」と否定したが、ジェイリーさんは無断で外出。
父親の通報を受けた保安官補が現場に急行し、ジェイリーさんを発見して「家に帰ったほうがいい」と説得した。
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パトカーに連れて行かれたジェイリーさんだったが、いきなり銃を取り出し自身に向けて発砲。すぐ近くに来ていた父親は銃声を聞き慌てて駆けつけ、地面に横たわるジェイリーさんの姿を目の当たりにした。
かつて救急救命士として働いていた父親は蘇生を試み、「ヘリと救急車を呼んでくれ」と大声をあげたが、致命傷を負っていたジェイリーさんはその場で死亡が確認された。
ジェイリーさんが銃を手に入れた方法など不明な点が多いことから、当局が詳しい経緯などを調べているという。
ジェイリーさんの両親は一部メディアに対し、「娘は何年もいじめを受けていたんです」「両腕にあざができた状態で帰宅したこともありました」と明かした。
学校には何度か相談したが対応が不十分だったため、ジェイリーさんは同じ地区にある別の学校に転入。それでも長いあいだ苦しい思いをしていたと話す両親は、地区全体で体制を見直す必要があると強調した。
いじめと自殺が直結しているのか、それとも他に大きな要因があったのかなどについては、現時点では分かっていない。
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