過去に羽生九段と中原十六世名人のみ…永瀬王座が狙う永世称号『名誉王座』獲得の難しさ 打倒藤井七冠なるか

藤井聡太七冠は10月11日、八大タイトル制覇に向けて永瀬拓矢王座と対局します。永瀬王座は防衛すれば、永世称号の「名誉王座」の資格を獲得します。 「永世称号」とは、タイトルを長く獲っていると与えられるもので、引退後にその称号を名乗ることができます。 名誉王座の獲得資格は「王座」のタイトルを5連覇するか、通算で10期取らなければいけません。
名誉王座の資格をこれまで獲得しているのは、羽生善治九段と中原誠十六世名人の2人だけで、難しいことが分かります。
現在、永瀬王座は4連覇中です。今回防衛できないと、通算10期を目指すか、再び奪取して5連覇するかになり、名誉王座獲得のチャンスが遠のくことになります。