侍ジャパン・栗山前監督が語る“WBCの舞台裏” 子どもたちは「諦めない気持ち」学ぶ【新潟・佐渡市】

野球の日本代表・侍ジャパンの栗山英樹前監督が新潟県佐渡市を訪れ、今年3月に開かれたワールドベースボールクラシックの舞台裏などを話しました。

10月10日、佐渡市で開かれた講演会に訪れたのは、侍ジャパンの栗山英樹前監督です。

今年3月のWBCで日本を14年ぶりの世界一に導いた栗山前監督。会場には約1300人が訪れ、子どもたちからはそのWBCに関する質問が相次ぎました。

【子ども】
「村上選手があまり打てていなかったのに、代打を出さなかったのはなぜですか?」

【栗山英樹さん】
「信じていたんだよ。僕は、彼の打ち方と技術を含めて信じていました」

WBCの舞台裏とともに、栗山前監督が伝えたかったのは「夢を追いかける大切さ」です。

【栗山英樹さん】
「できる・できないということではなくて、自分を信じてやると決めて、やり切るかどうか。色んなことを巻き起こすという、その言葉が全てWBCにつながっていたので、試合の例を引きながら、そのことだけを伝えようと思って話した」

【子ども】
「次の練習から諦めないでやろうと思った」

【子ども】
「自分が野球をやる上で大切な事が分かったし、役立つ知識もあったので、すごくおもしろかった」

子どもたちは「諦めない気持ち」も学んでいたようです。