「ごはんだよ」 猫の食事前の『ルーティン』に感動する人が続出「優しい子だ」

人の性格がそれぞれ違うように、猫にもいろいろな性格の子がいます。
猫が大好きな優しい飼い主(theroccoloco)さんと暮らすロッコくんは、飼い主さんに似てとても思いやりのある性格なのだそう。
そんなロッコくんは、食事の時間になると必ずすることがあるといいます。
それは『友達を招待すること』。ロッコくんは庭に面したガラス戸のところへ行き、友達に「ごはんの時間だよ」と知らせてあげるのです。
ロッコくんの家には2年ほど前からやって来る野良猫がいて、飼い主さんはその猫に毎日ごはんをあげています。
2匹がごはんを食べている動画には「ロッコはとても優しい猫だ」「一緒に食べている姿が泣ける」などの声が上がりました。
飼い主さんは野良猫を仮の名前としてバッバくんと呼んでいます。
ロッコくんとバッバくんはすっかり仲よしですが、バッバくんは人をとても怖がっているのだそう。
そのため、飼い主さんはおもちゃで遊んであげるなどしながら、バッバくんの信頼を得ようとしています。
またバッバくんがいつでも家の中に入って来られるように、戸を開けたままにしているそうです。
そうしているうちに季節は秋になり、寒くなる冬に向けて彼女はバッバくんを心配していました。
そこで、彼女はバッバくんのごはんを外ではなく家の中に置いてみることにします。
その作戦が大成功。ついにバッバくんが勇気を出して家の中に入ってきたのです!
恐るおそる家の中に入って来たバッバくんは、ごはんを平らげた後、そのまま家の中を探検し始めます。
最後は柔らかいベッドの上で昼寝をするなどして、約1時間も家の中で過ごしていたということです。
ロッコくんの飼い主さんはこれまで、網戸越しにおやつをあげるのが精いっぱいで、バッバくんに触れたことはないそう。
しかし、バッバくんとの心の距離は確実に縮まっているようですね。
彼女はバッバくんの心の準備ができ次第、家族に迎えるつもりだそうです。
ロッコくんとバッバくんと飼い主さんが部屋の中で寄り添うシーンが見られる日は、そう遠くないかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]