女性6割「デジタル機器の使い過ぎで不調を感じたことがある」 – どんな不調?

資生堂ジャパンはこのほど、「コロナ禍以降における女性のデジタル疲労実態調査」の結果を発表した。調査は1月6日~10日、全国20~69歳の女性500名を対象にインターネットで行われた。

デジタル総利用時間の平均は1日6.22時間。デジタル機器の使用状況についてどう感じているかを聞いたところ、67%が「使い過ぎている」「少し使い過ぎている」と回答。

また、デジタル機器の使い過ぎによって「肌・身体に不調を感じたことがある」と答えた人は全体の約60%となったが、デジタル疲労と聞いて影響がありそうだと思う部位を聞くと、「眼」(75%)、「首」(63%)、「肩」(53%)が上位にあがり、「肌」を挙げた人は10%程度と認識が薄いことがわかった。

続いて、該当するデジタル習慣を教えてもらったところ、「寝る前ぎりぎりまでデジタル機器を使っている」という人が多かったのは、40代で60%。20代と30代も約50%はこの習慣を挙げており、「寝る前デジタル」が当たり前になっている人が多いよう。また20代で48%、30代では56%が常に手元にスマホがある状態だと回答したほか、どの世代においても、約3人に1人は「テレビを見ながらスマホを見るなどデジタル機器を複数同時に使うことが多い」という傾向が見られ、85%の女性が“デジタル漬け”状態であることが明らかに。

また、”デジタル漬け”女性の82%が何らかの肌悩みを抱えており、特に、「しわ・たるみ」(43%)、「肌のくすみと透明感のなさ」(27%)、「シミが濃くなった」(26%)が多くあがった。

なお、同調査では、デジタル疲労の可能性をセルフチェックできる「デジタル疲労診断肌篇」を公開している。