10月11日、京都市内で行われていた将棋の王座戦五番勝負第4局で、挑戦者で愛知県瀬戸市出身の藤井聡太七冠が138手目を指したところで、永瀨拓矢王座が投了しました。この結果、藤井七冠が対局成績3勝1敗で王座のタイトルを獲得し、21歳2か月で史上初で八大タイトルのすべてを保持する「八冠」を達成しました。
史上初 藤井聡太“八冠”誕生 タイトル独占の先輩・羽生善治会…の画像はこちら >>
CBC
1996年2月に、当時7つだったタイトルをすべて獲得する七冠を達成した、日本将棋連盟の羽生善治会長は、史上初の八冠誕生にコメントを発表しました。羽生会長は、「八冠達成、誠におめでとうございます。継続した努力、卓越したセンス、モチベーション、体力、時の運、すべてが合致した前人未到の金字塔だと思います。今後も将棋の更なる高みを目指して前進を続けられる事を期待します」とコメントを寄せました。