将棋の藤井聡太七冠は11日、永瀬拓矢王座との王座戦に臨んでいます。この対局に勝てば、前人未到の八冠制覇です。地元の市の施設でもパブリックビューイングが行われ、市民らが集まっています。
瀬戸市文化センターでは午後4時からパブリックビューイングが始まり、開場と同時に早速約40人の市民らが訪れています。
会場にはメッセージボードも設置され、来場者が応援のメッセージを書いていました。
藤井七冠ファンの女性:
「徳島から来ました。永世王座と藤井さんの八冠がかかった命がけの戦いを、瀬戸で応援できることをすごく嬉しく思っています。(藤井七冠は)デビューされた頃から注目して応援しております。今日ぜひ勝って決めて、八冠になってほしいです。頑張ってほしいです」
対局の進行の合間には、瀬戸将棋愛好会の竹中秀夫さんが、藤井七冠のこれまでのタイトル戦にまつわるクイズやエピソードを紹介し、来場者が次々と答え、盛り上がりを見せていました。
午後7時時点では、来場者は約90人にまで増えています。王座戦第4局は11日夜、決着します。