北海道の1か月予報 季節の歩みは足踏み状態 初雪も遅れそうの画像はこちら >>
向こう1か月の北海道は、引き続き暖かい空気が流れ込みやすいため気温は高いでしょう。またこの期間は低気圧の影響を受けやすいため、日本海側の降水量は平年並みか多く、日照時間は平年並みか少ないでしょう。
1週目(10月14日~20日) 週末は貴重な青空 気温が平年よりかなり高くなる日も
北海道付近は週末にかけては高気圧の張り出しの中となり、各地とも晴れて穏やかに経過します。行楽などの外出や屋外での作業にもよい日和となりそうです。しかしその後は日本海側では低気圧の影響を受けやすくなるでしょう。全般に天気は周期的に変わり、日本海側は平年と比べて曇りや雨の日が多い見込みです。一方、太平洋側は平年と同様に晴れる日が多くなるでしょう。気温は低気圧に伴う暖かい空気が入るため平年より高く経過します。特に18日頃からは平年よりかなり高くなる見込みです。
2週目(10月21日~27日) 低気圧の影響を受けやすい一週間
全般に天気は周期的に変わるでしょう。日本海側やオホーツク海側では低気圧の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の降る日が多くなりそうです。一方、太平洋側は平年と同様に晴れる日が多くなるでしょう。低気圧の接近とともに暖かい空気が入るため気温は引き続き平年より高く経過するでしょう。
3~4週目(10月28日~11月10日) 初雪など冬の便りは遅れそう
日本海側では平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそうです。オホーツク海側や太平洋側は天気は数日の周期で変わり、太平洋側では平年と同様に晴れる日が多くなります。北海道では周辺の海水温が高い状態が続く可能性があります。このため平年より高い状態が続くでしょう。なお、10月中旬から11月上旬にかけては、平年では各地で初雪を観測する時季です。今年は気温の高い状態が続くため初雪は平年より遅れる可能性があります。しかし一時的に強い寒気が流れ込むような場合は雨が雪に変わる可能性がありますので、タイヤ交換など冬の準備はしておきましょう。