「もっと知って」と冷凍みそ汁のサブスクに採用 沖縄・宮古島で愛される「宮古みそ」

1食に必要な栄養素を含んだ冷凍みそ汁を全国に届ける企業MISOVATION(ミソベーション)(東京都、斉藤悠斗代表)は、沖縄県宮古島市平良荷川取のマルキヨ味噌(みそ)(下地康信代表)の「天然醸造 宮古みそ」を使った冷凍みそ汁を28日までオンラインストアで販売している。ミソベーションでは日本各地のみそを毎月変えて提供しており沖縄で唯一マルキヨ味噌が採用された。
「宮古みそ」は国産無添加の原料と、全国的にも数少ない天然こうじ菌を使っている。栄養士の資格を持つ斉藤代表が「宮古島市民に愛されるおいしいみそ。すごく価値があるのに知られていない」と付加価値を付けて全国に広めようと、事業を始めた2021年10月末からの1カ月間、宮古みそを使って販売。今回は2度目の採用となった。
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冷凍みそ汁は、蒸し豚肉やカボチャなど15種類の具材が入っている。1食当たり約400グラム、250キロカロリー。サブスクリプション(定額利用)で1食当たりの値段は4食972円、8食928円、12食885円(送料別)。ギフトにも対応している。(宮古支局・當山学)