愛知県豊田市の住宅で腐敗した男性の遺体が見つかった事件で、遺体に複数の刺し傷があったことがわかりました。警察は同居する息子が父親を殺害した可能性があるとみて調べています。
10日午前7時半ごろ、豊田市久岡町の住宅でこの家に住む金村年豊さん(82)とみられる遺体が見つかった事件では、同居する息子の高広容疑者(51)が死体遺棄の疑いで逮捕されています。
解剖の結果、遺体は死後1カ月から2カ月ほど経っているとみられ、上半身に複数の刺し傷があったことがわかりました。死因は特定できていません。
捜査関係者によりますと、息子の高広容疑者は「1か月前くらいに父親を刺した」と話していたということで、警察は父親を殺害後に遺体を放置した可能性があるとみて、調べています。