藤井聡太八冠と言えば「ぴよりん」 今や不動の人気の名古屋スイーツに 八冠達成で店は長蛇の列

いまや不動の人気を誇る名古屋スイーツ「ぴよりん」に注目です!人気に火がついたのは、2021年の対局中に藤井聡太八冠(21)が「ぴよりんアイス」をおやつに頼んだことです。今回の八冠達成で「ぴよりん」はさらにパワーアップしています!ジェイアール東海フードサービスが2011年から販売している「ぴよりん」。今や名古屋土産を代表するお菓子です。
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その存在がクローズアップされたのは、2021年6月29日のこと。名古屋で行われた王位戦の日です。「ぴよりん」発売10周年を記念して、名古屋マリオットアソシアホテルとコラボして限定で作られた「ぴよりんアイス」をこの日、藤井王位がおやつとして食べたのです。
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ぴよりんアイス
(客)「藤井聡太二冠(当時)がおやつにぴよりんを食べたって聞いて、是非いただいてみようと思いました」人気は本家本元の「ぴよりん」にも波及…藤井八冠誕生翌日の12日も。(平岩洵人記者)「JR名古屋駅構内です。ぴよりんを求めて長い列ができています」
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午前10時の販売開始前から順番待ち…いったいなぜ?(藤井八冠のファン・20代)「藤井聡太さんが好きなんですけれど、ぴよりんが好きっていうことで」(40代主婦)Q.何で知った?「うちの子が藤井八冠と同じ高校で、注目して見だしたら(ぴよりんが)大好きだって」(40代公務員男性)「発売当初から知ってたんですけれど、ここまで並ぶことはなかったですね」「ぴよりん」は午後にも2回に分けて販売されましたが、午前の分はおよそ40分で完売。(藤井八冠のファン・20代)「袋もかわいくて、大満足です」
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この2021年から続く人気急上昇を受けて、製造するジェイアール東海フードサービスは…(ジェイアール東海フードサービス商品担当 田内梨絵さん)「新しく移転をしようと思っています」ぴよりん製造拠点のケーキ工房を、現在の名古屋市内から隣の春日井市に拡張移転する準備が進んでいるそうです。(ジェイアール東海フードサービス商品担当 田内梨絵さん)「製造数は倍を目指して、いまお客さまにお届けできていないことが多いので、できるだけみなさんにお届けできたら」そして、名古屋観光コンベンションビューローは12日、「ぴよりん」に「名古屋観光特使」を委嘱すると発表。名古屋ゆかりの著名人の仲間入りを果たしました。
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かたや、その人気の火付け役となった名古屋マリオットアソシアホテル。今回の王座戦では第3局の会場になりましたが、藤井八冠は午後のおやつとしてホテルが用意したケーキを食べました。その影響はとても大きかったと言います。(名古屋マリオットアソシアホテル営業推進部 横田友美さん)「ガトー・ポムっていうケーキがおやつで提供されたんですけれど、そちらの反響が大変大きくて、1週間ほどは生産の数を3倍に増やして対応したのですが、お昼の早い段階で売り切れてました」
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ガトー・ポム
ホテルの15階で販売され、テイクアウトできる「ガトー・ポム」。王座戦以降の人気急上昇を受けて…(名古屋マリオットアソシアホテル営業推進部 横田友美さん)「さらに数を増やして、通常の4倍から5倍ほど多くの数で対応する予定です」
「コロナの時代」が訪れ閉塞感に覆われていた社会。若き21歳の棋士の活躍が一筋の光となって明るさをもたらしています。