日本は捨てられる?世界3大投資家が見通す日本の新たな危機とは

SBクリエイティブは2月8日、『捨てられる日本 世界3大投資家が見通す戦慄の未来』(990円)を発売した。

同書によると、海外投資家たちは日本を見捨て、「円売り」の動きが加速しつつあるという。世界三大投資家のひとりで、著者のジム・ロジャース氏は、「円買い」の好材料となるものは、残念ながら存在しないと語っている。

同書では、「一流国」から「二流国」へ転落したかのように思われる日本に待ち受ける「新たな危機」と、日本が進むべき道について解説している。

内容は、「世界から見捨てられる日本――この国で始まった恐怖のシナリオ」「二流国に転落した日本――激変する世界の覇権地図と、この国が進むべき道」「日本政府はもう、頼りにできない」「国を頼れない時代の人生戦略」など。

暗い話ばかりだが、同氏は円安は日本再興の起爆剤になりうるとして、「日本が捨てられない国になるロードマップ」についてもまとめた。混迷の時代を切り抜けるために行うべき具体的なプランも紹介している。