県職員の給与とボーナスを2年連続引き上げ勧告 新卒職員の初任給は1万円以上引き上げを

三重県人事委員会は10月13日、県職員の給与とボーナスを2年連続で引き上げるよう、一見勝之知事に勧告しました。
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三重県人事委員会によりますと、三重県職員のことし4月分の行政職の1か月分の給与は38万685円で、民間の平均給与に比べて2865円下回っていました。人事委員会は民間給与との格差解消のため、月例給についてことし4月にさかのぼって平均で2843円引き上げるよう一見知事に勧告しました。
CBC
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また、ボーナスについても0.1か月分引き上げ、年間4.5か月分に引き上げるよう求めました。勧告通りに給与改定が行われた場合、年間で8万8000円の増額になるということです。このほか、県職員の志望者数が減少傾向であることなどから、新卒職員の初任給については1万円以上引き上げるなど若手職員ほど引き上げ率が高くなるよう勧告しました。勧告通り、高卒大卒を問わず、三重県の新卒職員の初任給の引き上げ額が1万円を超えれば、1992年以来33年ぶりになります。