大雪での新名神“立ち往生”「渋滞による滞留は一時的と判断し通行止めを躊躇」NEXCO中日本が三重県知事に検証結果を報告

2023年1月、三重県内の新名神高速道路で大雪による立ち往生が発生した問題について、NEXCO中日本が一見知事に検証結果を報告しました。

三重県から滋賀県に向かう新名神高速道路では1月、大雪の影響で最長およそ66キロにわたる立ち往生が発生し、解消までに28時間余りを要しました。

14日午後、NEXCO中日本の池田光次名古屋支社長が三重県庁を訪れ、渋滞による滞留は一時的と判断して通行止めを躊躇したことや、県に応援要請をしなかったことなどが原因とする検証結果を一見知事に報告しました。

その後、今後の対応などについて意見が交わされ、一見知事は「県との情報交換体制を作り、他人の力を躊躇なく借りる意識を持っていただきたい」と話しました。