フジテレビ系「めざまし８」（月～金曜・午前８時）は１３日、国土交通省が不正な自動車整備をしていた疑いが強まったとして、中古車販売大手ビッグモーターの全国３４工場に行政処分を科す方針を公表することを報じた。
うち１２工場は民間車検場への処分として最も重い「指定取り消し」となる見通し。国交省は７月、道路運送車両法に基づき２４都道府県の３４工場を一斉立ち入り検査した。いずれも６月に外部弁護士がまとめた調査報告書で、不適切な自動車整備や保険金請求をしていたと指摘されていた。
コメンテーターで元ＮＨＫ解説委員の岩田明子氏は今回の問題に「そもそも国の厳しい認定基準があるはずの指定工場なわけですよね。そこに立ち入ったすべての工場で不正が見つかったのは極めて深刻だと思うんですけど」と指摘した。
続けて「今後、国交省のチェック体制も再検討の必要もあるかと思いますけれど、まずはビッグモーターの整備工場すべてを早急に調査してもらいたいですね」と提言していた。