インターネットサービス事業を展開するコーディルテクノロジーは、メールをLINEに転送するサービスを提供するLINE公式アカウント「メール転送」について、キーワードを含むメールだけをLINEに転送する機能を1月20日から提供開始した。
コーディルが提供する「メール転送」サービスは、「あなた専用のメールアドレス」に届いたメールがLINEアカウントに転送されるという簡単なもので、「わかりやすい」と好評だった。今回追加される「キーワードフィルター」機能は、「あなた専用のメールアドレス」に届いたメールのうち、件名、本文、または送信元に、あらかじめ設定したキーワードが含まれているメールだけがLINEに転送されるようになる。これによって、LINEで読みたい種類のメールだけをLINEに転送するよう設定することができ、不必要に転送回数を消費することもなくなる。
LINEをはじめとするSNSの普及にともない、メールを普段のコミュニケーション手段として使うことは少なくなった。また、広告メールや迷惑メールなどが受信メールの大多数を占めるため、届いたメールを読むことなく、未読のまま放置しているケースが多くある。
この状況に拍車をかけるように、学校や塾、自治体などからのお知らせサービスは、メールで届くものが多く、タイムリーに対応するのが難しかったり、見落としたりしがち。また近年では、置き配による商品配達が主流となってきていますが、その配達連絡はメールで届くことが多く、置き配に気づかずに玄関前に長時間放置されたままになってしまったり、突然の雨で商品が濡れてしまったりすることがある。
一方で、ビジネスで「メール転送」を利用するケースも増えてきている。自社ウェブページや代表電話へのお問い合わせや、オンライン予約・変更など、メールで届く生の情報をLINEに転送することで、よりタイムリーに応答することができ、機会損失の防止だけでなく見込み客の満足度向上にも役立つとの声がある。
「メール転送」は、届いたメールをLINEに転送することによって、これらの課題を解決するためのサービスで、LINE公式アカウントのチャットボットとして提供される。「メール転送」とLINE上で友だちになり、LINE上でのチャットを通して会話を行うだけで、無料で簡単に利用を始めることができる。
詳細・申込は、コーディルテクノロジーの「メール転送」についてまたは「メール転送」LINE公式アカウントにて。