コンビニエンスストアなどで、弁当などを購入した際、会計時に店員から「お箸をつけますか?」と聞かれたことがあるでしょう。
ほとんどの人は、「お願いします」「いいえ、いりません」など、丁寧に返事をするものですが、中には失礼な態度を取る人もいるようです。
日本の食や文化が大好きで、度々訪日している、ラトビア出身のアルトゥル(@ArturGalata)さん。
礼儀正しい日本人が多い中、コンビニで「お箸はつけますか?」と店員に聞かれた時に「手で食べろってことか?」と嫌味をいう客がいると聞いたそうです。
アルトゥルさんは、「そういう人は一度外国へ行くといい」とX(Twitter)に持論を投稿しました。
日本以外の国だと箸もフォークももらえないのが普通。もっといえば手を使って食事をするのが普通の国だってあるからね。
@ArturGalata ーより引用
店員に嫌味をいう客は、箸をつけてもらうことが『当然の常識』のように思い込んでいるのでしょう。
しかし、家に持ち帰って自宅の箸を使って弁当を食べる人もいますし、『マイ箸』を持ち歩いている人もいます。
客によって箸が必要かどうかは、それぞれ違うため、店員は親切にも確認してくれるのです。
また、アルトゥルさんのいう通り、海外では日本のように箸やフォークを無料でもらえる国はそう多くありません。
手を使って食事をする文化の国もあり、日本での『普通』や『常識』は少し視点を広げれば、通用しないことのほうが多そうです。
投稿は反響を呼び、たくさんのコメントが寄せられました。
・偉そうな客をたまに見かけますけど、見ているほうが恥ずかしい。
・接客業ですが、こういう客は本当にいます。「手で食べれば?」と毎回思います。
・日本での『当たり前』は、外国にはありません。親切な店員に甘えすぎないでほしい。
・本当にその通り。小銭出すのに時間がかかっても待ってくれる。感謝しかない。
便利で心地よいサービスを受けられるのは、そこで働く人の細やかな気遣いがあってこそ。
客の立場であっても、感謝の気持ちを持って接することを忘れてはいけませんね。
失礼な客から、「手で食べろっていうのか」といわれたら、「どうぞお好きにお選びください」と返すのもありかもしれません。
[文・構成/grape編集部]