「コロナウイルス2019」厚労省が名称変更を検討 ツイッターでさまざまな声

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厚生労働省が、新型コロナウイルスについて、「コロナウイルス感染症2019」への名称の変更を検討していることが16日、報じられた。これを受け、ツイッター上では「コロナウイルス2019」がトレンド入りし、ユーザーからさまざまな声があがっている。
感染症法では、感染症の危険度の高い順から1類から5類に分類している。
新型コロナウイルスは、危険度の高い「2類相当」とされていたが、今年5月8日より、季節性インフルエンザ並みの「5類」に緩和されることを受け、厚労省では名称を変更する方向で調整しているという。「新型」の呼称をやめることで、特別視するような見方を減らして平時への移行を進める狙いがあるとされる。
なお、新型コロナウイルスは分類とは別枠の「新型インフルエンザ等感染症」に含まれている。
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名称変更の報道を受け、ツイッターでは「コロナウイルス2019」がトレンド入り。
感染症専門内科医で神戸大学教授の岩田健太郎氏は、「『新型』とるのは良いアイデア。というか、次回からは新型付けるの止めてほしい」としつつ、「コロナ2019は語呂が悪い上に外国で通じないので普通にCOVID-19にすればよかったのにね」とつづった。
ツイッターユーザーからも、「まてまて、COVID19はどこいった」「どうしてここまでセンスのないネーミングなのか」「響きがエモい感じで、口に出すのがちょっと恥ずかしい」とツッコミが。

また、その語感から「ライブみたいな名前になってて草」「夏のフェスみてえ」「こういうB級災害パニック映画あったよね、というネーミング」との声もあがった。
中には、名称と年号の組み合わせに「もうすぐサポート終了だなってみたいに思えてしまう」とWindowsシリーズを思い浮かべる人や、「関係ないのに脳内に夏の日の1993が流れてしまっている」「LOVE2000みたいな…」と懐かしい曲を思い出す人も。
その一方で、「テストに出たら分かりやすい」「MERS、SARSみたいなのよりは分かりやすい」「振り返ったときに『いつだっけ?』がないようにだったり、歴史の教科書に載せるのに都合がいいとかあるのかな?」といったコメントもみられ、「もう二度と起こりませんように…」と祈る人も見受けられた。
(文/Sirabee 編集部・けろこ)