“あぶり牛レバー”加熱不十分か…飲食店で子供含む4人が下痢等訴える食中毒「カンピロバクター」便から検出

岐阜市の飲食店「あじみ亭」で2023年9月、子供を含む4人が発熱や下痢などを訴える集団食中毒が発生しました。提供された「あぶり牛レバー」の加熱が不十分だったことが原因とみられています。

岐阜市によりますと、食中毒が発生したのは岐阜市真砂町にある飲食店「あじみ亭」で、9月30日に食事をした14歳から44歳の男女4人が、発熱や下痢などの食中毒症状を訴えました。

入院した人はなく、全員が快方に向かっているということです。

4人の便からは、家畜の腸などに生息する細菌・カンピロバクターが検出されていて、店で提供された「あぶり牛レバー」の加熱が不十分だったことが原因とみられています。

岐阜市の保健所は、19日付けで店を営業禁止処分とし、再発防止策を図るよう指導しています。