60代スカイダイバーが民家敷地に落ち死亡 「ボールのように跳ねた」の目撃談

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スカイダイビングを楽しんでいた男性が、猛スピードで落下。地面に激突した後に弾み、民家の敷地内で死亡した。『New York Post』『Fox News』などアメリカのメディアが経緯を伝えている。

7日午後12時30分頃、アメリカ・フロリダ州でスカイダイビングを楽しんでいたフレデリック・C・モレロさん(69)が、タイタスビルの民家前に落下。その衝撃で跳ねた後、同民家の前庭で亡くなるという事故が発生した。
モレロさんは1987年にロースクールを卒業し、1992年には法律事務所を設立。弁護士として活躍する一方でスカイダイビングを楽しんでいたらしく、自身のウェブサイトにも飛行機から飛び降りる姿をとらえた写真を数多く掲載していた。

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事故死現場となった家の住人男性がメディアの取材に応じ、モレロさんが落下した時の様子を語った。まずは私道に叩きつけられてバスケットボールのように跳ね上がり、直後に前庭の芝生の上に落ちたのだという。
男性はモレロさんに「僕の声が聞こえますか」と何度も声をかけたが、反応はなかった。「ご家族のことを思うと、本当に胸が痛みます」と述べている。

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事故原因など詳しいことは分かっていないが、モレロさんのパラシュートについて「落ちる前に完全に開傘していた」と話す目撃者もいる。にもかかわらずモレロさんは猛スピードで落下し、地面に叩きつけられたというのだ。
事故を目撃した人物は地元メディアにコメントを求められ、「医療系の仕事をしていますが、あんなひどい状態の遺体を見たのは初めてです」「防犯カメラに落下の瞬間が残っていました」と明かしている。
現地警察は、事故原因などについて解明すべく慎重に捜査を進めている。