子供とお風呂に入っていた妻が不機嫌に… 不満を「あえて言わない」理由は“ある呪縛”が原因だった

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「良好な夫婦関係を築いていくために必要なことは何か」を伝えるYouTubeチャンネル『アツの夫婦関係学ラジオ』では、ラジオパーソナリティーのアツさん自身が夫婦関係を改善するために行ったことやエピソードを交えて考察。第36話では、言いたいことを言えない妻がかかっている“ある呪縛”を伝えている。

子供と風呂に入っていた妻が上がってきたらどこか不機嫌。何が原因なのか、何が悪かったのか、言ってくれればいいのに…などと“妻が言いたいことを言わない”のを疑問に思ったことはないだろうか。
これについてアツさんは、「遠慮してしまって“言えない”」のだと指摘する。

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妻が夫に伝えたいけれど“悪いと思って言えない”ことについて、アツさんは「もっとやってほしいこと」「それじゃない」「それはやらないでほしい」の3つだと考察。
「もっとやってほしいこと」について、風呂の例でいうと「子供の体拭きや髪を乾かすなど、風呂から上がったあとの対応をしてほしい」というのが妻の思いと推察する。しかしこれを伝えたくても「なんか忙しそう」などと遠慮が阻んでしまうとのことだ。
たとえ夫の仕事が休みで家事育児をしてほしいなと思っていても「疲れてそうだな」と遠慮して言えない…。なぜ遠慮してしまうのか、それは「夫の状況を正しく把握できていないから」なのだという。

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把握ができていないがために妻から見た夫は「なんか忙しそう」、夫側は「これぐらいだったら全然できる」などと食い違いが発生。
この食い違いは、夫側が自分の負担度や肉体的・精神的疲労度などの「状況を伝えていない」ことが原因で、例えば「風呂から出たあとはこちらで(できるから)やろうか?」と聞いてみるなど、会話すれば互いの状況を把握できるとアツさんはアドバイスしている。
また、もう1つの理由として「妻だからやらなきゃ、母だからやらなきゃ」と思ってしまっていることも指摘。性別で役割を固定する概念にはまって自分自身を縛り付けている場合があり、「言わない、言えない」状況になってしまうのだという。

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この場合、夫側の対策としては、“妻であること”“母であること”という呪縛から開放してあげるのが重要とのこと。
指示待ちではなく積極的に介入するようにすれば妻から言ってくれるようになり、自身が積極的に育児に関われば子供の色々なことを知れてより愛着が湧くという利点も上げている。
「言わない」のはワンオペに慣れすぎていることも1つの要因で、自分1人で家庭を回せるようにタスクを最適化しているために夫が介入できなくなってしまっている場合もあるというが、それでも協力してやると「精神的にも肉体的にも断然ラク」だという。
妻が「言ってくれない」と夫婦関係に行き詰まりを感じたときは自分から発信してみると打開できるかもしれない。
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