岐阜県関市の老舗刃物メーカー「貝印」が、市内の小学校で「爪切り」授業を行いました。指導したのは「正しい爪の切り方」でした。
爪切りの「マイスター」が子どもたちに指導 以外と知らない「正…の画像はこちら >>
岐阜県関市の金竜小学校。5年生の児童が保健の授業で正しい「爪切り」の方法を学びました。
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関市は言わずと知れた「刃物のまち」。800年以上の歴史を積み重ねています。今回は地元の老舗刃物メーカー「貝印」の山田規光久さんが講師として、児童たちに「正しい爪の切り方」を知ってもらいたいと、約40分の授業を行いました。
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山田さんは社内独自の爪切りとハサミのアドバイザー資格を保有し、2人しかいないという爪切りの「マイスター」として認められています。これまで日本をはじめ世界の国々の人たちに「正しい爪の切り方」を指南してきたそうです。では、山田さんが伝える大事なポイントです。
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(貝印 ツメキリアドバイザー 山田規光久さん)「まず長さ。指先と同じくらいの長さに切ること。角度、爪と直角に切ること」
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まずは爪に直角に爪切りの歯があたるように爪の傾きにしっかり合わせることがコツ。そして、切る長さは指先と同じになるように。切り始める場所は爪の真ん中から。バランスを見ながら左右に少しずつ切っていけばよいとのこと。
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切り終えたら、やすりがけです。正しい方法は、爪の外側から真ん中に向けて一方向でかけることです。最後は、端の部分に丸みがつくように細かくやすりを動かして完成です。教わった児童たちは…。
(児童)「楽しくて、説明も分かりやすかった」「正しい爪の切り方をやってみたら、うまくできたので家でもやってみたい」
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(貝印 ツメキリアドバイザー 山田規光久さん)「正しく爪の先をケアすることで、巻き爪を防ぐことができる」
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爪は基本的に1週間に1度は切ることが大事。適切な長さに保つことで、爪先に細菌が繁殖しにくくなるからです。
(貝印 ツメキリアドバイザー 山田規光久さん)「正しい爪の切り方を知っている人は非常に少なくて。子どものうちから、きちんと教えることで、生涯正しい爪の切り方ができる」