教諭のスリッパの形が不自然なことに気づいた女子生徒 小型カメラでスカートの中を盗撮されていた

勤務先の中学校で、女子生徒のスカートの中を盗撮した罪で逮捕、起訴された64歳の教諭の男が懲戒免職処分になりました。犯行が発覚したきっかけは、女子生徒が男の「スリッパの形が不自然」なことに気づいたことでした。
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10月20日付けで懲戒免職処分になったのは、愛知県弥富市の市立十四山中学校の任期付任用教諭、社本功(しゃもと いさお)被告(64)です。愛知県教育委員会などによりますと、社本被告はことし6月22日、教室で、つま先に小型カメラを取り付けたスリッパを女子生徒のスカートの下に差し入れて動画を盗撮。また6月26日にも、手洗い場で別の女子生徒のスカートの下に足を差し入れて動画を盗撮したということで、愛知県の迷惑行為防止条例違反の罪で逮捕、起訴されています。
CBC
県教委によりますと、犯行が発覚したきっかけは、6月26日に手洗い場で被害にあった女子生徒が、社本被告のスリッパの形が不自然なことに気づき、教室に戻って別の女子生徒に伝えたところ、その生徒が社本被告が右足のスリッパに何かを差し込んで歩いているのを見たことだったということです。生徒から相談を受けた学校側は、その日のうちに校長と教頭が社本被告に事実確認をしたところ、社本被告は否認。その後、6月22日に被害を受けた女子生徒も盗撮されたという話が浮上し、学校側から連絡を受けた保護者が警察に通報。社本被告は翌6月27日に逮捕され、警察官が中学校の社本被告の机やロッカーから、小型カメラとして使用できるレンズ付きUSBや、SDカードを押収したということです。
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逮捕当時、社本被告は警察の調べに対して「自己の欲求を満たすために盗撮した」などと話し、容疑を認めていたということです。裁判で検察は、懲役1年を求刑しています。