トマトの値段を見て「高っ!」といってしまった女性 すると、見知らぬおじいさんが…

2023年10月より、食品や飲料品など、さまざまな商品が値上がりしています。
野菜も、その中の1つ。夏以降の猛暑や雨不足の影響で、生育不良により多くの野菜が値上がりしているのです。
トリッシュ(@torish935)さんは、スーパーマーケットで買い物中、野菜の値上がりに驚いた1人。
野菜コーナーでトマトを購入しようとした際、値札を見て、思わず「トマト高っ!」と声に出してしまいました。
旬の時期である夏を過ぎたこともあり、トマトには400円以上の値札が付いていたといいます。
声を上げたトリッシュさんに、知らないおじいさんが、こう話しかけてきたそうです。
「見切り品のところは見た?」
見切り品とはその名の通り、店側が鮮度や消費、賞味期限を見て、早く売りたいという思いで値段を下げている商品のこと。
トリッシュさんが「見切り品はジュクジュクしていそうで…」と伝えると、おじいさんは「これとこれ、絶対においしいよ」と、笑顔で2袋のトマトを選んでくれました。
おじいさんが選んでくれたトマトを購入し、自宅でカットしたトリッシュさんは、こう思ったのです。「その目は確かだった」と…!
おじいさんはトマトを選ぶ際、トリッシュさんを安心させるためか、自分がもともと青果店で働いていたことを話してくれたのだとか。
おじいさんが選んだトマトは、みずみずしく鮮やかな赤色で、見切り品とは思えない見た目です!
思いがけないおじいさんとの出会いを、トリッシュさんは写真付きでX(Twitter)に投稿。多くの人を感動させました。
・目利きができるおじいさん、素敵です!
・思わず声が出ちゃったトリッシュさんと、それに応えてくれるおじいさんの図を想像したら、すごくほほ笑ましくなりました。
・私もそんなおじいさんに出会いたいです。見切り品で300円も高いですが、今はしょうがないですよね。
・おじいさんのような紳士は、どのような人生を送ってきたのでしょうか。参考にさせていただきたい!
自分の知恵や経験は、時に他者を救う力になるもの。
トリッシュさんに自ら話しかけ、笑顔で手助けしたおじいさんのように、優しく手を差し伸べ合える世の中になるといいですね。
[文・構成/grape編集部]