“闇バイト”で強盗未遂の罪に問われる…23歳男が裁判で「応募のきっかけとなったSNSは今後やらない」

いわゆる「闇バイト」に応募し、名古屋の高級時計店で強盗未遂事件を起こした罪に問われている男が、20日の被告人質問で「今後SNSはやらない」と語りました。

住所不定・無職の加藤大翔被告(23)は2023年6月、当時18歳の男と名古屋市中区大須の高級時計店に包丁を持って押し入り、金品を奪い取ろうとした強盗未遂の罪に問われています。

これまでの裁判で加藤被告は起訴内容を認めていて、検察側は「闇バイトとして20万円の報酬で奪った腕時計の運搬役をするはずだったが、当日になり『人が足りない』と言われ実行役を引き受けた」と指摘していました。

現在は保釈されて家族のもとで生活している加藤被告は、20日の被告人質問で「闇バイトに応募するきっかけとなったSNSのアカウントは削除し、今後やらない」などと語りました。

検察官から今後の生活について問われると、「家族と話し合い、仕事を探している。大切な家族を裏切るようなことは二度としない」と話しました。

裁判は11月30日に結審する予定です。