買ったお米が「いつもより少し白い」その理由に驚く… 美味しく炊ける“ひと工夫”とは

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農林水産省が16日、公式YouTubeチャンネル『maffchannel』を更新。乳白色の米を美味しく炊く方法を紹介した。

食欲の秋は新米の季節でもあり、ご飯がとても美味しく食べられて楽しみも増えるだろう。
米は通常半透明だが、今年は猛暑の影響で一部乳白色となった粒が混じっている可能性があるとのこと。
この“乳白色の”の米、一体何なのか、味はどうなのか…。変色が気になるところだが、安心して美味しく食べられる方法を同省が解説している。

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専門家によると乳白色になるのは稲の穂が出る時期に高温が続くことが原因とのこと。高温により米の主な成分であるデンプンの密度が部分的に低くなることがあり、光が乱反射して乳白色に見えるのだという。
この乳白色になった米は水を吸収しやすい傾向にあるため、炊飯の際に水を少しだけ少なくするだけで美味しく食べられると解説。五つ星お米マイスターの澁谷梨絵氏が実演した。

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水量の目安は炊飯釜の注水目盛よりやや少なめ(動画では米5合に対し4.5合の目盛で炊飯)。水の加減を調整して炊いた乳白色の多い米は乳白色の少ない米を普通に炊いたものと見た目も味もほとんど変わらないという。
なお、水の量をそのままに炊飯器の早炊きモードで炊くのもOKだそうだ。
買ってきた新米が乳白色だと心配になるかも知れないが、品質は問題ないので安心してほしい。またより美味しく食べたい人は同省がすすめる炊き方を試してみては。
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