花火3000発魅了 栄リバーサイドフェス4年ぶり開催 3万人来場 特産品屋台やステージで盛り上げ

栄町の利根川河川敷で21日、新型コロナ禍で中止が続いていた「SAKAEリバーサイド・フェスティバル」が4年ぶりに開かれた。プロのサックス奏者や子どもたちのダンスチームのステージで盛り上がり、地域特産の黒豆「どらまめ」などを販売する屋台も登場。夜には3千発の花火を打ち上げ、観客を魅了した。
延べ約3万人が来場した。ステージは、下総栄太鼓や栄中学校の生徒によるよさこいソーランが序盤を飾った。サックス奏者の永井香織さんが花火にまつわる曲を演奏し、観客を沸かせた。キッズダンスを披露した印西市の小学2年の工藤杏芽さん(7)は「外で踊るのは初めてだったけど、皆に見てもらえてうれしかった」と笑った。
秋の夜空を彩る花火で締めくくり。同市から見に来た小学2年の磯部凪沙さん(8)は「赤や緑の光がきれいだった。最後に大きな花火がたくさん打ち上がってすごかった」と喜んだ。