中古車販売大手「ビッグモーター」による保険金不正請求問題で、名古屋市港区の店舗が民間車検場の指定を取り消されました。
国土交通省は、ことし7月にビッグモーターの全国34店舗に対し立ち入り検査を行い、複数の違反が確認されたとして行政処分を行う方針を示していました。
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このうち、整備料金を過剰に請求していたり、車検に必要な点検の一部を故意に行っていなかったなどの違反が見つかった名古屋市港区の「名古屋茶屋店」について、中部運輸局は10月20日に意見を聞く「聴聞」の場を設けましたが、ビッグモーター側は欠席。
CBC
中部運輸局は、この結果を踏まえ名古屋茶屋店に対し、24日付けで民間車検場としての指定を取り消す、最も重い処分を課しました。ビッグモーターは10月13日付けのホームページ上で「真摯に受け止め、信頼回復に向けて全社を挙げて尽力して参ります」とコメントしています。