被告人や受刑者・死刑囚らを収容する拘置所 「地域住民に根付いた運営」を目指して報道公開

「拘置所」の中はどうなっているのか…名古屋拘置所がメディア向けの見学会を開きました。
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名古屋市東区の名古屋拘置所。定員は1000人で、12階建ての西館と8階建ての東館に、裁判中の被告人のほか受刑者や死刑囚ら約400人が現在、収容されています。拘置所ではどんな生活をしているのでしょうか。10月25日、施設の一部が報道陣に公開されました。
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定員6人の共同室では、収容者は午前7時に起き、午後9時に就寝します。(名古屋拘置所 小川雅之所長)「座る位置も決まっている。普段からこうした(布団などの)整理の仕方を指示している」トイレも外から見えるようになっています。(名古屋拘置所 小川雅之所長)「パジャマですね」
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収容者が1人で入る単独室。判決が決まった受刑者の部屋にはテレビも置かれています。コロナ禍もあり、現在、収容者は単独室を使うことが多いということです。
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また、東館1階にある職員向けの鍛錬場は水害時には近隣住民の避難所にもなります。今回、こうした施設見学会を行った理由は…(名古屋拘置所 小川雅之所長)「地域住民に根付いた組織運営や施設運営を目指す」来年1月には、地域住民向けの見学会も行う予定です。