24日、『暗号学園のいろは』の作画担当・岩崎優次氏が自身の公式Xを更新。週間少年ジャンプで絶賛連載中の漫画家が突如自身のXにて「完全敗北宣言」をしたと話題を呼んでいる。
『暗号学園のいろは』とは、2022年51号より『週間少年ジャンプ』にて連載中の暗号を題材とした学園ミステリー漫画。原作を「〈物語〉シリーズ」で知られる西尾維新氏が務め、作画を岩崎氏が務めている。
同作はその名の通り、ストーリーの展開に「暗号の解読」が関わってくるのだが、作中で登場する暗号がガチすぎることから、一般読者だけでなく謎解きクラスタらを虜にしている作品となっている。
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そんな同作のコミックス4巻発売を記念して各書店と協力した「暗号学園模擬試験第一期」を開催。書店には暗号が描かれたポスターが貼られており、それらを元に暗号を解読すると「配布物」をもらうことができるのだが、その「配布物」も暗号になっていた模様。結果的に3問解読するとバッジをもらえる仕組みとなっていた。
これらに対してネット上では「暗号学園、読者も暗号兵にしようとしてる?」「リアルハンター試験ってこと?」「意気揚々と暗号解いて解答用紙を掲示したら特典の暗号渡された何言ってるかわかんねえと思うが俺も分からねえ」といった反響が寄せられていた。
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そんな「暗号学園模擬試験第一期」だが、じつはバッジに4問目が隠されていた模様。多くの読者らが3問目で終了だと思っていたのだが、一部の猛者がこれらをたった1週間で4問目まで解き明かし正解に導いた。これを受け、同作公式Xから「最終到達点『いろは書店』に解凍者が現れました!」と報告。重ねて「想像以上のはやさに製作者一同、驚いております」と綴られており、本来は解読までもっと時間がかかると考えられていたようだ。
そのためか、23日に発売された『週間少年ジャンプ』では、岩崎氏が「このコメントが載るまでに模擬試験最終到達者出ないにオールイン!」といったコメントが掲載されていた。
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これを受け、岩崎氏は24日に自身のXを更新し、「皆様ご存じの通り完全敗北です…コメント提出のギリギリまで到達者が現れる方にベットしていたのに…『もっと時間がかかるはず』という情報を鵜呑みにしてしまいました…」と『賭博黙示録カイジ』をオマージュしたいろは坂いろはのイラストとともに「完全敗北宣言」を投稿。
続けて「次は負けません!」と意気込んでいた。