りんごの皮、捨てちゃってる? 食べる以外の思わぬ活用法に「最高のひと仕事!」

紅茶に入れたり、ジャムにしたり、さまざまなアレンジを楽しめるリンゴの皮。
実は食べる以外でも役に立つことを知っていますか。
キッチンからバスタイムまで、今が旬のリンゴの皮を使ったアイディアを試してみました!
最初に検証するのは、シンクの掃除に使うというもの。やり方は簡単で、リンゴの皮でシンクの汚れが気になる部分を磨くだけでOKです。
リンゴの皮にはリンゴ酸が含まれており、水垢などのアルカリ性の汚れに効果があるのだとか。
それでは、リンゴの皮をむきましょう。皮が細いと掃除する時に使いにくいため、写真のように先にくし形にカットしておくと、むきやすいですよ。
水垢が付着した蛇口をリンゴの皮で拭いてみます。
擦った後は水で流して水気を拭き取ると、ピカピカに!完璧ではないものの、かなり汚れが落ちたと思います。
ただ捨てるよりも『ついで掃除』をしてから捨てると、気分もいいのではないでしょうか。
掃除としての活用だけでなく、リンゴの香りを生かした使い方もできます。次は、リンゴの香りを楽しめる『りんごのポプリ作り』にも挑戦してみました。
まずはリンゴの皮の水気をキッチンペーパーでよく拭き取り、電子レンジで加熱して少しずつ水分を飛ばしていきます。
ワット数はできる限り低いほうがいいそうですが、筆者は600ワットで加熱したため、10~20秒程度で様子を確認しないとすぐに焦げてしまいそうでした。
乾燥させたリンゴの皮がこちら。
乾燥させたリンゴの皮はビンなどの密閉容器に詰め、2週間~1か月ほど暗くて涼しい場所で熟成させると、よりリンゴの深い香りを楽しめますよ。
筆者はビンに入れたままにしましたが、通気性のよい袋に移し替えて使う方法もあります。
クローゼットなどに入れておくと、ほんのりリンゴの香りがして秋を感じられますよ!
ちなみに、電子レンジで皮を乾燥させる方法は、ワット数や秒数の加減が難しいうえ、少しコゲついた匂いがついてしまう可能性も…。
ポプリを作る時は、なるべく自然乾燥に任せるのがいいかもしれません。
そのほかにも、リンゴの皮をお風呂に入れてリンゴ風呂を楽しむなど、活用方法はいろいろ!
筆者は入浴前にリンゴの皮を入れておいたところ、お湯からリンゴのいい香りが漂ってきました。
りんごの皮を捨てる前の『もうひと仕事』。気になるものがあったら、試してみてはいかがでしょうか。
[文/キジカク・構成/grape編集部]