故人宅に不法侵入した葬儀会社の男が逮捕 罪を犯してまで盗もうとした物は…

故人宅に不法侵入した葬儀会社の男が逮捕 罪を犯してまで盗もう…の画像はこちら >>
アメリカの葬儀会社の従業員が、故人宅に押し入った。管理人に見つかり、警察に通報されて逮捕されたという。『WOWT 6 News』『NY Daily News』などが伝えている。

6日午後、葬儀会社の従業員の男(41)が、ネブラスカ州のアパートの一室を同僚と訪れた。
前日に同アパートの住人が室内で亡くなり、警察からの依頼で、遺体を霊安室に搬送するべく故人宅を訪れたのだった。
アパートの管理人によると、駆け付けた男らは故人の部屋に入って遺体を運び出し、車に乗せて去っていった。するとその後、男から連絡が入ったという。

関連記事:ホームレス女性がワニの顎に引っかかり遺体で発見 周辺で40メートル超の巨体出現は初
男は管理人に、「室内にあった女性ドールを回収したい。警察から頼まれた。生体検査が必要でドールを調べる必要がある」などと話したという。
確かに故人宅内には等身大の女性ドールがあったが、故人が自然死だったことも相まって、不審に思った管理人は男の要求を断った。
その直後、管理人が故人宅前を通りかかったところ、誰もいないはずの部屋から物音がした。玄関はチェーンロックで施錠されていたはずだが、それが外されていたそうだ。

関連記事:ホームレス女性がワニの顎に引っかかり遺体で発見 周辺で40メートル超の巨体出現は初
すると室内から葬儀屋の男が出てきて、「後ほど捜査令状とともに、女性ドールを回収しに戻って来ます」と話し、その場を去っていった。男には着衣の乱れがあったという。
断ったにもかかわらず無断で部屋に入られたうえ、故人の所有物が盗まれると感じた管理人は、警察に通報した。
すぐに警察が駆け付けて現場検証を実施したところ、室内にあった件の女性ドールは性的欲求を満たすための性具で、しかも使われた形跡があったという。警察は付着していた体液を採取し、DNA鑑定にまわしたという。

関連記事:「男性器サイズ」を嘲笑した元彼女を殴り逮捕された男 心無い言葉には同情の声も
また、サバイバルグッズなどにも触れた形跡があったため、警察はこちらも指紋を採取して鑑識に渡した。現在、検査結果待ちの状態だ。
警察は、不法侵入、窃盗などの疑いで男を逮捕。認否は報じられていないが、警察の調べによると、本件以外で男による窃盗被害は確認されていないという。
男の逮捕を受けて、葬儀会社は男を解雇したと『WOWT 6 News』に話している。