将棋の藤井聡太八冠が26日、竜王戦七番勝負の第3局に臨み、八冠獲得後初めてのタイトル防衛に王手をかけました。
26日、福岡県北九州市の「旧安川邸」で行われた竜王戦七番勝負の第3局。中盤の難所で迎えた2日目は藤井八冠の封じ手が開かれ、対局が再開しました。
終盤、藤井八冠が伊藤匠七段の陣地に大胆に踏み込んでリードを拡大します。攻め続ける伊藤七段にうまく対処し、午後6時21分、96手で勝利しました。
藤井八冠はこれでシリーズ3連勝となり、竜王のタイトル防衛まであと1勝となりました。
藤井八冠:
「防衛のことはあまり考えずに、2日間しっかり集中して指したいと思います」
第4局は11月10日と11日、北海道小樽市で行われます。