弁当や夕食の副菜に大活躍のブロッコリー。
生のブロッコリーは処理が大変なので、大容量の冷凍ブロッコリーを備蓄している家庭も少なくないでしょう。
しかし、「解凍時に水っぽくなっておいしくない」「冷凍の状態で弁当に入れると食べる頃には水っぽくなる」とストレスに感じたことはありませんか。
そんな冷凍ブロッコリーですが、ひと工夫するだけで電子レンジで解凍しても生ブロッコリーをゆでたようにおいしくなるのだとか!
筆者の家でもよく使うので、実際に試してみることにしました。
使用するのは、冷凍ブロッコリーとキッチンペーパーだけ!キッチンペーパーは電子レンジ対応のものを使用してください。
まず、耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、その上に冷凍ブロッコリーを重ならないように乗せます。
続いて、冷凍ブロッコリーの上にさらにキッチンペーパーを乗せます。ブロッコリーをキッチンペーパーで包み込むイメージです。
さらに一番上にラップをふわっとかけ、レンジで加熱します。
ブロッコリー100gに対し、電子レンジ600Wで2分程度温めましょう。長時間加熱しすぎないことがポイントです。
加熱した後の様子がこちら。
上に被せたキッチンペーパーが湿っているのが分かります。容器が熱いので、取り出す際は注意してくださいね。
ブロッコリーの状態を見てみると、湯気が出ておいしそう…!
キッチンペーパーを取り除いても、水は皿に溜まっていません。
キッチンペーパーが余分な水分を吸い、ブロッコリーがちょうどいい水分量を保ったようです。
実際に食べてみると、みずみずしくて、まるで蒸し器で蒸したようにホクホク!
旨味が凝縮し、ブロッコリー本来の味を十分楽しめます。
「おいしいブロッコリーが食べたいけれど、できるだけ手間をかけたくない」という人は、ぜひお試しください。
[文/キジカク・構成/grape編集部]