下校中の女子高生の体を触ったとして、兵庫県警尼崎南署などは2日、強制わいせつの疑いで、大阪市天王寺区上汐の医師、松下泰祐(たいすけ)容疑者(32)を逮捕した。容疑を認めている。 逮捕容疑は昨年12月7日午後0時40分ごろ、兵庫県尼崎市内の路上で、下校中の女子高校生(16)に背後から歩いて近づき、両胸を触ったとしている。 同署によると、女子高生が悲鳴を上げたため、松下容疑者は逃走。女子高生は事件直後に近くの交番に駆け込み、被害を届け出たという。現場近くの防犯カメラの映像から松下容疑者が浮上した。 松下容疑者は非常勤医師として複数の病院を掛け持ちしながら働いており、この日は尼崎市内の病院で勤務するために現場を訪れていたとみられる。