もし、駅でベビーカーを押す母親を見かけたら? 心掛けたい『気遣い』にコメント続出

子育てをする親は、あらゆる場面で子供のことを第一に考えるもの。
我が子を大切に思っているからこそ、危険がおよばないように常に注意を払っています。
小さな娘さんの母親である、オランウーたん(@genkinaoranutan)さんは「こんなご時世だからビックリしちゃう」と感じた経験談を、X(Twitter)に投稿しました。
ある日、投稿者さんはベビーカーに娘さんを乗せ、駅で電車を待っていました。
電車に乗る際、電車とホームの間の隙間に注意しなければ、ベビーカーのタイヤがはまってしまうことがあります。
また、ベビーカーを乗せる時に段差で傾くため、赤ちゃんに気を配る必要もあり、多くの親が気を張る場面でしょう。
そんな状況で、見知らぬ男性が、いきなりベビーカーをつかんできたのです!
驚きのあまり「なんですか!?」と声を上げてしまったという、投稿者さん。すると男性は…。
※写真はイメージ
「これから電車に乗るんやろ?ベビーカーの前側を私が持つから、あなたは後ろ側を持って」
そう、男性はベビーカーを押す投稿者さんの姿を見て、電車に乗るための手助けを買って出たのです。
状況を理解した投稿者さんは「ありがとうございます。警戒してすみません」と返事。
それを聞いた男性は、自らの行動がいけなかったと感じたようで「驚かせてごめん!」と、投稿者さんに謝ったのでした。
結果的には男性の善意だったものの、声をかけられた当初は「とんでもない顔をしてしまった」という、投稿者さん。
子供に何かあってはいけないと、警戒心を強めていただけに、そうなってしまうのも無理はないでしょう。
「いきなりベビーカーをつかむのではなく、まずひと声かけてほしかった」という投稿者さんには、さまざまなコメントが寄せられました。
・今回の男性は善意からの行動だったけど、大事な子供が乗っているベビーカーを見知らぬ人につかまれたら、それが誰であっても怖いです。
・いい話なだけに「手伝いますよ」のひと言があれば、よかったのにね!
・これは言葉足らずだし、相手が驚くことを考えたほうがいい。せっかくいいことをしているのに、損だよなぁ。
・同じような状況で、たまに手伝っているけど、私は「ここを持っていいですか?」と聞くようにしている。
相手が見知らぬ人でも、困っていたら助けようという心がけは素晴らしいものです。
ただ、互いに他人同士だということを忘れずに、手伝う時はまず相手の了承を得てからにしましょう。
善意の行動でも、ちょっとした気遣いが大切ですね。
[文・構成/grape編集部]