息子が体重300キロになった理由を母が明かす 「甘やかしすぎた」と後悔

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イギリスで最も体重の重い男性、ジェイソン・ホルトンさんの母親リーサさんが、息子が大食いに至った経緯や、現在の体調について明かした。『Daily Star』や『Daily Mail』が報じている。

ジェイソンさん(33)は現在約300キロの巨漢で、「イギリスで最も体重の重い男性」と言われている。母親のリーサさん(53)によると、10代からテイクアウトのケバブや甘い飲み物に依存していたという。
体重増加の一因として、3歳で父親を交通事故で亡くしたトラウマが挙げられる。13歳の頃からファストフードやタバコに溺れ始め、16歳の時には体重は150キロ近くになった。
リーサさんはジェイソンさんを、アメリカ・ニュージャージー州にあるダイエット施設「ファット・キャンプ」に送るために6,000ポンド(約109万円)のローンを組んだが、その後も体重増加は止まらなかった。

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リーサさんは当初「体重増加は学校の給食のせい」だと考えていた。しかし13歳になると、友達と外出する際にテイクアウトをこっそり購入するようになったのが原因だった。
26歳までに、年間1万ポンド(約182万円)をテイクアウトに使い、1日1万カロリーを摂取。2020年には臓器の機能低下が始まり、母親と住む2階建てのメゾネットからの移動が困難となった。
現在は肥満による体の大きさのため、普通の病院の機器では対応が難しい。ロンドン動物園の大型動物用X線検査の利用が検討されたこともあった。ケアホームで食事療法を受けたが、今年1月には再び病院に運ばれたという。

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リーサさんとジェイソンさんは、イギリス・ハンプシャー州の40万ポンドのバンガローに住んでいるが、ジェイソンさんは完全に動けない状態で、部屋から6ヶ月間出られてない。
リーサさんは「彼はとても中毒性のある性格で、私は甘やかしすぎた」「父親がいればもっと楽だった。もっと厳しくすることもできたけど、彼はいつも出歩いていて、買い食いをコントロールできなかったんです」と後悔を明かした。