2週間天気 天気は周期変化 11月に入っても連日夏日 寒暖差には注意

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この先の天気は短い周期で変化しますが、晴れる日が多いでしょう。最高気温は平年を上回る日が多く、今週後半には25℃以上の夏日が続く所もある予想です。まもなく暦の上では冬に入りますが、日中は暖かい日が多いでしょう。
1週目(30日~11月5日)11月に入っても夏日が連発

まもなく11月です。11月8日(水)は二十四節気の「立冬」で暦の上では冬の始まりとされています。気になる天気と気温ですが、晴れる日が多く、日中はこの時期としては暖かい日が多いでしょう。ただ、朝晩は暖房が必要なくらい冷える日もあり、1日の寒暖差が大きい日もありそうです。では、詳しく見ていきます。あす30日(月)は、上空の寒気が日本の東に抜けて、高気圧に覆われるため、晴れる所が多くなりそうです。新潟の雨も朝までで、日中は日差しの届く時間もあるでしょう。31日(火)と11月1日(水)も、東西に大きく勢力を広げた高気圧に日本付近は覆われるため、全国的に秋晴れとなりそうです。空気も比較的乾燥するため、昼間はカラッとした空気に包まれるでしょう。2日(木)になると、北海道や東北、北陸付近を気圧の谷が通過する見込みです。日本海側を中心に雨が降り、雷雨や一時的に降り方が強まることもありそうです。関東から九州にかけては晴れる所が多くなるでしょう。気圧の谷に向かって暖かい空気が流れ込むため、気温がグンと上がりそうです。多くの所で25℃以上の夏日となるでしょう。11月に入りますが、昼間は半袖が活躍しそうです。3日(文化の日)から3連休という方も多いと思いますが、天気は下り坂となりそうです。3日(金)は晴れる所が多く、お出かけ日和となるでしょう。4日(土)も東北から中国地方や四国にかけては晴れる所が多いですが、2つの気圧の谷が近づく影響で北海道や九州では曇りや雨となりそうです。5日(日)は、気圧の谷が日本付近を通過するため、雨の降る所が多くなるでしょう。3日間とも日中の気温は平年を上回り、特に3日と4日は東北から九州は25℃前後の予想です。
2週目(6日~11日)8日は「立冬」暖かい冬の始まりも、雪の備え忘れずに

6日(月)以降も、晴れる日が多くなりますが、引き続き周期的に気圧の谷が通過するでしょう。気圧の谷が通過するタイミングは7日(火)と9日(木)の2回ありそうです。7日(火)に通過する気圧の谷は北日本や北陸を中心となりそうです。9日(木)の気圧の谷は、本州付近を通過するため、全国的にスッキリしない天気となるでしょう。曇りや晴れマークの所も一時的な雨に注意が必要です。まだ少し先なので予報には幅がありますが、局地的に雷雨や雨脚の強まる所もありそうです。この気圧の谷の通過後も、日本海側は湿った空気や気圧の谷の影響が続き、北海道から東北の日本海側や北陸を中心に雨が降りやすいでしょう。もう一つ注意が必要なのは、「雪」です。寒気が一時的に流れ込むことがあり、特に7日(火)ごろは東北南部付近まで、標高の高い所では雪を降らせるような寒気が南下しそうです。車で峠越えを予定されている方は、冬用のタイヤの準備を忘れないようにしましょう。最高気温は、1週目に比べると25℃以上の日は少なくなりますが、それでも平年を上回る所が多い予想です。8日(水)は二十四節気の「立冬」で暦の上では冬の始まりです。今年は季節の進みはゆっくりで、昼間は上着がなくても過ごせるくらいの所も多いでしょう。それでも朝晩は冷えて、北海道や東北では雪が気になるころとなってきました。寒さで体調を崩さないようにご注意ください。
シーズン最初の雪 慣れていても注意

冬の時期に雪の多い所に住んでいる方でも、ひと夏を過ぎると、雪道での車の運転感覚を忘れがちです。シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。