10月の気温 北海道~関東で平年より高く 東海~九州は低い所…の画像はこちら >>
10月1日から30日までの30日間の平均気温は北海道から関東では平年より高い所が多くなりました。一方、東海から九州では平年並みか平年より低くなった所もありました。11月は全国的に高温傾向となる予想で、季節の進みはゆっくりとなりそうです。
30日間の平均気温 北海道~関東で平年より高い
上の図は10月1日から30日までの30日間の平均気温を平年と比べたものです。30日間の平均気温は北海道や東北は黄色やオレンジ色で示され、平年より高い所が多かったことが分かります。関東も南部を中心に平年より高い所が多くなりました。一方、東海から九州は平年並みか平年より低いエリアが多くなりました。30日間の平均気温は札幌市で13.4℃と平年より1.2℃高く、仙台市で16.7℃と平年より1.0℃高く、東京都心で18.9℃と平年より0.9℃高くなりました。一方、大阪市で19.3℃と平年より0.3℃低く、鹿児島市で20.8℃と平年より0.9℃低くなりました。
11月はどうなる?
最新の1か月予報によりますと、平均気温は11月24日にかけて平年並みか高いでしょう。11月は寒気の影響を受けにくく、全国的に高温傾向で、季節の進みはゆっくりとなりそうです。特に、今週末にかけては11月としては記録的な高温となるでしょう。東北南部や関東以西では所々で夏日(最高気温25℃以上)となる予想です。東京都心では11月2日から3日連続の夏日が予想されており、11月に連日夏日となれば統計開始以来初めてです。また、日本近海の海面水温も高く、雲の材料になる水蒸気が供給されやすくなっています。一時的に寒気が強まると雪雲が発達し、北日本の日本海側ではドカ雪になることもあります。高温傾向ですが、冬用タイヤの準備などは油断せず進めましょう。