ひどい皮膚病に苦しんでいた犬 現在の姿に驚きの声「すごい変化だ」「かわいい!」

犬の病気の1つとして知られる、疥癬(かいせん)は、ヒゼンダニによって引き起こされる皮膚炎です。
疥癬は犬の皮膚に激しいかゆみをもたらし、毛が抜けたり、かさぶたができたりします。
それらの不快感は犬に大きなストレスをもたらすといいます。
アメリカのテキサス州にある動物保護施設『オースティン・アニマルセンター』に、ひどい疥癬を患っている犬が保護されました。
タイニー・テイター・トットくんと名付けられた犬は、全身に疥癬が広がっていたのだそう。
保護された時のタイニー・テイター・トットくんは、病気のつらさに耐えているのが伝わるような表情をしていました。
『オースティン・アニマルセンター』で数週間の治療をした後、タイニー・テイター・トットくんは仮里親の家で引き続き療養することになります。
仮里親になった夫婦はタイニー・テイター・トットくんの疥癬が治るように献身的に世話をするだけでなく、たっぷりの愛情を注いであげました。
すると、ほんの2週間ほどで皮膚の症状がかなりよくなり、同時に表情まで変わったのです。
保護された時と、仮里親の家で過ごした後の写真がこちら。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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保護された時は皮膚が炎症を起こして赤くなり、毛が抜け落ちていました。現在は炎症もおさまり、きれいな毛が生えてきています。
何よりも大きな違いはタイニー・テイター・トットくんの表情。
生きる希望を失っていたような表情だったのが、健康な体を取り戻した後は目がキラキラと輝いて見えますね。
「ほんの2週間ほどで、タイニー・テイター・トットはすっかり新しい犬になりました」とつづられた投稿には、喜びの声が上がりました。
・とってもかわいい犬!すごい変化だ。
・この子の自信が現れているね!
・嬉しくて涙が出る。この犬を家に連れて帰れる人はラッキーだね。
この投稿の後まもなく、タイニー・テイター・トットくんは正式な里親に引き取られたそうです。
保護された時と、疥癬が治った後のタイニー・テイター・トットくんの表情は、まるで違う犬のよう。
体の健康を害すると、心までふさぎ込んでしまうのは犬も同じなのでしょう。
ついに元気になったタイニー・テイター・トットくんが、新しい家族のもとで幸せに過ごしていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]