野田の保育所ノロ集団発生 今季初、園児や職員８８人

千葉県は３０日、野田市内の保育所でノロウイルスによる感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。県保健所に報告されたノロウイルスによる同胃腸炎の集団発生は今季初。県疾病対策課によると、１～６歳の園児７９人、２０代～４０代の職員９人の男女計８８人に嘔吐（おうと）や下痢などの症状が出た。重症者は確認されていない。
野田市子ども保育課が２０日、複数の園児や職員が胃腸炎の症状を発したと野田保健所に連絡。園児１４人と職員１０人の便を検査した結果、２１人からノロウイルスが検出された。