風船に恐怖を感じる女性 子供と外出中に身がすくんだ出来事とは? 「知らなかった」「これはつらい」

高い所や狭い所が苦手だったり、虫や爬虫類を怖いと思ったり、人は誰しも、怖いものや苦手なものを持っています。
しかし、中には特定の対象や場面に対して、日常生活に支障をきたすほど過剰に恐怖心を抱いてしまう人がいるのです。
子育てにまつわる悩みなどを漫画に描いている、まめねこ(ma.me.ne.ko)さんは、『風船恐怖症』を抱える女性から寄せられた体験談を漫画化し、Instagramに投稿しました。
物心ついた時から、風船の破裂する音が怖く、見ただけで強い不安感を抱いてしまう女性。
耳をふさげば、ある程度恐怖心が和らぐものの、学生の時に周囲から誤解された苦い経験があるため、人前で防衛策を取ることができないといいます。
女性は、なんとか風船を避けながら日常をやり過ごしていましたが、出産し子育てが始まると…。
風船の恐怖と向き合う日々
子供にとって、風船は身近にある楽しいオモチャでもあるでしょう。
女性は子供と外出すると、商業施設などでふいに風船を手渡されることがあり、とてもつらかったといいます。
恐怖症は、人によっては冷や汗や呼吸困難、パニック発作などが起こることもあり、精神的にも身体的にもきついものです。
投稿を見た人たちからは「知らなかった」という声や「自分もそうかも」と共感するコメントなどが寄せられました。
・これはつらそう。「なんでそんな物が?」と思われる物が恐怖症だと理解してもらうのはハードルが高いよね…。
・いろいろな恐怖症があるんだな。大人だからって恐怖なものを我慢しろなんて、無理な話。
・初めて聞きましたが、これを読んで「私もそうかも」と思いました。『恐怖症』というくくりがあるのですね…。
世の中には、想像以上にさまざまな病気があり、人知れずつらい症状と闘っている人はたくさんいるのかもしれません。
現在は家族の理解に支えられ、症状と向き合いながらも平穏な日常を送っている女性。
体験談を通して、恐怖症の人たちの存在が、多くの人に伝わるといいですね。
[文・構成/grape編集部]