高齢化などで減少…雪国に欠かせない“除雪オペレーター” 担い手確保に向け会議【新潟】

去年、新潟県内を襲った記録的な大雪。今年も冬の到来を前に、雪国・新潟で欠かせない除雪オペレーターの担い手確保に向けた会議が開かれました。

去年、県内各地で大規模な車の立ち往生を引き起こした記録的な大雪。異常降雪による被害を減らすため、重要な役割を果たすのが「除雪」です。

【桶屋美圭アナウンサー】
「除雪作業を行う除雪オペレーター。きょうは除雪オペレーターの担い手確保に向けた会議が開かれています」

11月2日、新潟市中央区で開かれた会議には、県と新潟市・北陸地方整備局・建設業界などの幹部が出席しました。

除雪機械を運転するオペレーターは高齢化や技術を取得する若手の減少などにより人材確保が困難に…。

冒頭のみ公開された会議では、除雪オペレーター増員に向け、協議会が行ってきた施策について情報共有したほか、限られた人員で効率的に除雪体制を構築していくための取り組みについても話し合われました。

【県土木部 深田健 部長】
「暖冬の予報はあるが、局地的・集中的ということもあるので、やはり、いつ降っても除雪の体制が確保できるようにやっていく」