春の高校バレー・新潟県予選は11月2日、男女ともに準々決勝と準決勝が行われ、決勝の対戦カードが決まりました。
新潟市東区の東総合スポーツセンターで行われた春の高校バレー県予選。
男子の準決勝・1試合目は、第1シードの東京学館新潟とノーシードから初の春高を目指す関根学園との対戦になりました。
試合は県総体を制した学館が序盤からリードを奪います。対する関根学園もエースでキャプテンの三浦を中心に攻撃を展開。学館に追いすがります。
しかし、スタメン6人全員の身長が180cmを超える学館が高さを生かし、第1セットを奪います。
第2セットは競った展開となりましたが、学館が地力の差を見せ、ストレート勝ちで2年ぶりの春高出場へ王手をかけました。
【東京学館新潟 皆木海人 選手】
「自分がチームの大黒柱となって、春高に自分たちが行くんだというのを会場全体を通して、自分たちの応援をしてもらえるようなプレーをしたい」
また、2試合目はフルセットの末、上越総合技術が佐渡を下し、決勝進出を決めました。
一方、女子の準決勝・第1試合は、2年ぶりの優勝を目指す長岡商業とノーシードの佐渡との一戦に。
佐渡は2年・本間なつのと1年・長嶋百花の両エースを軸に互角の戦いに持ち込みますが、長岡商業が意地を見せ、第1セットを奪います。
続く第2セットは長岡商業のセッター・外山が得意のコンビバレーを展開。佐渡も1年エースの長嶋が積極的に仕掛け粘りますが、最後は長岡商業が振り切り、決勝進出を決めました。
【長岡商業 外山杏奈 主将】
「去年の春高予選で負けてしまった悔しさがあるので、王座奪還ということを気持ちに入れて全員で戦っていきたい」
女子の2試合目は、新潟中央が中越を下し、決勝は3年連続同じカードとなります。
男女とも決勝は11月3日、東総合スポーツセンターで行われます。
【決勝】
男子:東京学館新潟 VS 上越総合技術
女子:長岡商業 VS 新潟中央